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今回のオアフ島・トレッキングコースは、マカプウ・トレイルをご紹介します。

マカプウ・トレイルは、オアフ島の最東端にあるマカプウ岬にあるトレイルです。

マカプウ岬の断崖絶壁からは、視界180度以上に広がる、息をのむほど美しいエメラルドグリーンの太平洋を望むことができます。

また冬場には、北極から出産のために戻ってくる鯨のホエールウオッチングを楽しむこともできます。

マカプウ岬は標高200mという手ごろな高さで、山頂まで続く緩やかなトレイルは、そのほとんどが舗装されていて初心者向きといえます。

マカプウ・トレイルは、その眺望の良さと手軽さが受けて、地元でも人気のあるトレッキング・スポットになっている模様です。

マカプウ・トレイルには、他のトレイルと同様に、水分を補給できるような施設が設置されていません。

また、炎天下のトレイルは、体力と水分を消耗させますので、必ずペットボトルを携帯することをお勧めします。

マカプウ・ヘッドまでの時間は、アラモアナショッピングセンターから、ザ・バスで70分、バス降車地点から山頂までは約1時間と見ておくといいと思います。

従って、朝9時にアラモアナショッピングセンターを出たとしても、マカプウ岬の山頂に到着するのは、お昼前となってしまいます。

アラモアナショッピングセンターかワイキキで、あらかじめ軽食を用意されますことをお勧めします。

私が、マカプウ岬を訪れるのは今回で2回目です。

以前訪れた時には、トレイルの入り口には、車両進入禁止バーが行く手を遮断するように設置されており、トレイルの利用者は、このバーをくぐらないと中に入ることができませんでした。

今回訪れてみると、車両進入禁止バーはすでに撤去されていて、以前には無かった広い駐車場が近くに整備されていました。

もともとマカプウ・トレイルは、マカプウ岬にある灯台関係者のための専用道路として使用されていたものをトレイルに開放したという経過があるようです。

オアフ島のトレイルは、いずれも設備が整っていないところが多いのですが、ここは徐々にですが、観光客に対してウエルカムなものへと変化してきているように思われます。


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マカプウ岬に行くには、アラモアナショッピングセンター山側から出発する、23番「SER LIFE PARK(シーライフパーク)」行きの表示のあるザ・バスに乗車します。

23番には「SER LIFE PARK」以外にも、「AINA HAINA」「HAWAII KAI」などの表示のザ・バスもありますが、マカプウ岬までは行かないので、必ず「SER LIFE PARK」の表示のあるバスに乗車してください。

また、23番のザ・バスは、アラモアナショッピングセンター山側から、ワイキキのクヒオ通りを通過して、「SER LIFE PARK」へと向かうことになります。

従って、ワイキキに宿泊の観光客であれば、アラモアナショッピングセンターまで向かわなくても、直接ワイキキのクヒオ通りから、23番「「SER LIFE PARK」行きのザ・バスに乗車することもできます。

ただ、23番のザ・バスは込むことが多いようで、最初から座って行こうと思うような人は、アラモアナショッピングセンターの始発点から乗車される方がいいのかもしれません。

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先ほどもふれましたが、シーライフパークまでは約70分間の小さなバスの旅になります。

ザ・バスは、どの路線でも冷房の温度が低く設定されているため、長時間乗車していると、寒気を感じることがあります。

女性の方などは、あらかじめ厚めのタオルなど用意して、ひざ掛け代わりに使用されるのもいいかもしれません。

23番の路線では、その途中に、ダイヤモンドヘッド、カハラモールショッピングセンター、ハワイカイの高級住宅地、サンディビーチなどの景色の良い場所を通過して行くことになります。

ザ・バスの進行方向の右の列がダイヤモンドヘッドや海岸側にあたりますので、車窓からの景色を少しでも楽しみたいのなら、右側の列に座るといいかもしれません。

降車する停留所は、終点のシーライフパークか、あるいはひとつ手前にあるハワイカイゴルフコースのどちらかです。

目的地であるマカプウ・トレイルの入り口は、どちらからでもさほど距離は変わらないと思われます。

ただ、ハワイカイゴルフコースで降車するなら、タイミングを気にかけておかなければならないので、終点のシーライフパークで降車をする方が余計な心配はいらないように思われます。

終点のシーライフパークで降車する場合なら、目的地のマカプウ・トレイルの入り口の前をいったん通過していくことになります。

そして、終点のシーライフパークに到着すれば乗客全員が降車することになりますので、あわてず一緒に降車してください。
下記は4デイズ・バスパスです。利用する月(DEC 09)と日(16、17、18、19)をスクラッチします。

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バスを降りたシーライフパークのすぐ前に、ボディーボードのスポットとして有名なマカプウ・ビーチがあり、その向こうの海原には下の写真のラビット・アイランドが目に飛び込んできます。

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目的地のマカプウ・トレイルの展望台からは、今目にしているマカプウビーチやラビット・アイランドの景勝を、200mの高度から一望俯瞰するということになります。

いよいよマカプウ・トレイルに向かうことになりますが、トレイルの入り口は、ここからバスで通過してきた道のりを約10分間かけて戻るということになります。

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左手に海岸とマカプウ岬を見ながら歩くことになりますが、道路には歩道がなく、通過する車はかなりのスピードを出していますので、交通事故にはくれぐれもご注意ください。

しばらく歩いていくと、ラビット・アイランドを正面にした展望台が見えてきますが、ここはやりすごしてさらに進んでいきます。

やがて、左手には大きな駐車場が見えてきて、その手前からは一本の道路がマカプウ岬へと向かって続いています。

この舗装された道路が、マカプウ・トレイルへの入り口になっています。

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マカプウ・トレイルの入り口付近から頂上の展望台までは、約40分の道のりとなっています。

途中には、ホエールウォッチングのビューポイントがあり、冬場(12月から3月頃)には、運がよければ、海上を回転する鯨の姿を見ることができます。

私は、残念ながら前回も今回も、ホエールウォッチを楽しむことはできませんでした。

ただ、ホエールウォッチングのビューポイントは、マカプウ・トレイルの中でも、特に見晴らしが良いとされている場所です。

従って、ポイント付近に腰掛けて、じっと遠くの海原を眺めているだけでも、心と体が休まってくるのを感じます。

そして、遠くの海原で大きな白い波頭がたつと、鯨が浮かび上がってきたのではないかと想像をめぐらすなど、本物の鯨には出会えなくても、空想の風景を楽しむことは出来ます。

ホエールウォッチングのビューポイント付近は、いつも観光客で込み合っていますが、それ以外の場所は人もまばらで、のんびりと穏やかなトレッキングを楽しむことができます。

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岬の展望台までは、トレイルの入り口からゆっくりと登っても、40分くらいで到着します。

岬の展望台からは、先ほどシーライフパークから見た、ラビット・アイランドやマカプウビーチを眼下にすることができます。

エメラルドグリーンの海原にぽっかりと浮かんだ白色のラビットアイランドは、島の名前が示すとおり、まるでウサギがうずくまっているような形をしています。

そして、さらに北の方向(ラビットアイランドの向こう側)には、天国の海と呼ばれるラニカイビーチに浮かぶモルクア・アイランドが、かすかですが眺めることができます。

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また、眼下の断崖絶壁の海に突き出すように設置された赤い屋根の灯台は、海に浮かぶ小さなブイのようにも見えます。

オアフ島の中でも絶景のひとつとされるマカプウ岬は、観光客が手軽に訪れることができるビューポイントでもあり、ぜひともお勧めしたいものがあります。

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ただ、ウインドワードと呼ばれる東海岸地区は、ワイキキに比べると雨が多く、風も強いため、天候が不安定であることが特徴です。

私が訪れた日も、到着した時点では晴天だったのですが、マカプウ岬からの帰路の途中で小雨が降り出してくることになりました。

マカプウ・トレイルに出かけるときは、携帯用の傘でも十分と思われますので、ぜひとも持参されますことをお勧めします。

そして、展望台から向かって左側に見える小高い岩場(下の写真)が、マカプウ・ヘッドと呼ばれる岬の頂上です。

マカプウ岬からの絶景だけが希望というのであれば、わざわざマカプウ・ヘッドまで登らなくても、岬の展望台からの眺望で十分に堪能することができます。

頂上からの眺望では、前方に張られたワイヤーが視界に入ってくるため、絶景が遮断されることのない岬の展望台からの眺めの方が見晴らしと思います。

このことが理由なのか分かりませんが、マカプウ・ヘッド(山頂)には登らず、岬の展望台からそのまま帰路につかれる方も多いように聞きます。

せっかくオアフ島の最果て(東端)までやってきたのですから、マカプウ・ヘッドの頂上まで完歩されますことをお勧めします。

岬の展望台からマカプウ・ヘッドの頂上までは岩場の行程となりますが、20分も登れば到着しますので、ぜひトライしてみてください。

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マカプウ岬の山頂であるマカプウ・ヘッドには、かつての見張り台であるトーチカや古代ハワイアンの信仰施設であるヘイアウなどが残っています。

オアフ島のトレッキングには、海岸の高台を尾根伝いに歩くコースがいくつかありますが、今回のマカプウ・トレイル以外にもラニカイやダイヤモンドヘッドなどがそれにあたります。

これらのコースに共通する特徴としては、海原を見渡す眺望の良さに加えて、トレイルの途中にトーチカという戦争中の見張り台が現在も残存しているということです。

下の写真の建造物は、マカプウ岬の山頂であるマカプウ・ヘッドに現在も残されているトーチカ(見張り台)で、第二次世界大戦中に作られたもののようです。

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ご覧のとおり、かなり老朽化が進んでいるため、トーチカの中に入ることや、上に登ったりすることはたいへん危険といえます。

現在では眺望の良さで人気の観光スポットになっているマカプウ・ヘッドも、今から60年程前には、このような軍事施設が設置され、国防の拠点になっていた歴史があるということになります。

もちろん、当時のアメリカ合衆国の敵国は日本であり、現在日米同盟が締結されているという事実を参照すれば、隔世の感というだけでは済まされないほどの論理の飛躍があることを感じます。

つまり、時間の経過が日米両国の戦争の歴史をすべて洗い流してしまったと考えるのはあまりにも日本のご都合主義であり、両国間の戦争の総括を踏まえたうえに現在の歴史(日米同盟)が積み重ねられていると考えるのが自然ではないでしょうか。

60年間変わらないトーチカの向こうに、移ろい行く日本人の面影を見るのは、私だけなのでしょうか。

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日本人とは何か、これはあまりにも自明ともいえる問いかけのようですが、少なくとも現代日本人の面影を知るには、アメリカという存在を補助線に入れることなしには、その輪郭すら描くことができなくなっているように思われます。

日本人は、自分の自画像をしっかりと見る時が来ているのかもしれません。

オアフ島の海岸沿いを行くトレッキングの旅は、第二次世界大戦の戦争遺跡を巡る旅ということでもあります。

過去と現在の日米関係を相対化することができる数少ない場所といえるのかもしれません。

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岬の展望台からマカプウ・ヘッドまでの行程は約20分ほどですが、その前半部分は大きなサボテンが茂る光景を眺めながら比較的ゆるやかな山道を登っていくことになります。

そして、山道が途絶える後半部分からは、むきだしになった溶岩の岩場を足元が崩れないよう注意を払いながら慎重に登っていくことになります。

そして、後半の溶岩がむきだしになった岩場には、ご覧のような人為的に溶岩を積み上げた構造物(下の写真)が目に入ってきます。

これはヘイアウと呼ばれる古代ハワイアンの信仰施設らしく、現在でもハワイアンの信仰の対象になっている模様です。(申し訳ございませんが、現時点ではヘイアウであることの確認はとれていません)

ハワイが癒しの島といわれるように、ハワイには多くのヒーリングスポットが存在します。

マカプウ岬もそのひとつで、太陽が昇るオアフ島最東端の地点にあったことから、古代ハワイアンにとっては聖なる場所とされていたのかもしれません。

この他にも、マカプウ岬にはペレの椅子と呼ばれる岩場が残っており、同じように信仰の対象になっています。

ヘイアウは貴重な宗教施設であり、また人を癒すヒーリングスポットにもなっていることから、たとえトレッキングの途中ではあっても、ヘイアウのそばを通過するときには畏敬の念をもって接することが求められます。

慎み深い心と節度ある態度こそが、ヘイアウへの最大の崇敬になるのではないでしょうか。

間違っても、ヘイアウを傷つけるような真似だけはしないでください。

脅しではありません、きっとあなたに災いが降りかかることになりますから。

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マカプウ・トレイルの帰路は、登って来た道をそのまま、だらだらと下って行くだけです。

下の写真は、帰路の途中にあったペレの椅子と呼ばれるヘイアウ(信仰施設)です。

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ペレの椅子(真ん中の出っ張り)は、戻る方向とは反対の海岸線にあったことから、今回は遠くからの写真撮影だけとしました。

マカプウ・トレイルは、ご覧のように見晴らしが良いなだらかな坂道が、岬に広がった裾野を縫うように続いています。

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マカプウ・トレイルの出発点になったシーライフパークまで戻ると、トイレ休憩(奥の売店付近にあります)をとってから、再びザ・バスに乗車することになります。

シーライフパークからは、23番「WAIKIKI/ALAMOANA」行きのザ・バスに乗って帰る方法と57番「HONOLULU/ALAMOANA」行きのザ・バスに乗って帰る二つの方法があります。

23番「WAIKIKI/ALAMOANA」行きのザ・バスは、時計回りの方向で、ここまで来た道をそのままハワイカイを経由して、アラモアナショッピングセンターまで戻ることになります。

また、57番「HONOLULU/ALAMOANA」行きのザ・バスでは、時計とは逆回りの方向に、ワイマナロ、カイルアなどのローカルタウンを経由して、アラモアナショッピングセンターまで戻ることになります。

時計とは逆回りの57番の方が、時計回りの23番より少しだけ遠回りになるようです。

時間にすれば10分ほどですが、アラモアナショッピングセンター到着が遅くなってしまいます。

ただ、57番の路線では、手が届くほど近い距離にある細長いビーチを右側に見ながら、海岸通をバスが延々と走ることになります。

そして、ビーチが途絶えると、元横綱の曙太郎の出身地でもあるワイマナロの街やその先の高級住宅地区であるカイルアの街が車窓から眺めることができます。

なかでも、シーライフパークを出発しカイルアに着くまでの間は、乗降する客のすべてが地元の住人(ローカル)といってもいいくらい、土着的な路線といえます。

そして、その真ん中あたりに位置するワイマナロの街は、ローカルでもポリネシアン系の住民が多く住んでいるように聞いています。

確かに、乗降するローカルの表情やしぐさ、服装などからは多様で異質な印象を受けることも多く、あきらかにホノルル周辺で見かけるローカルのそれとは違っているように思われます。

ワイキキの楽園イメージもひとつのハワイには違いはありませんが、それとはずいぶん異なったもうひとつのハワイが、ほんの1時間程バスに乗れば出会うことができるということです。

ハワイの光と陰を知るということでは、たいへん興味深い経験になるといえるのかもしれません。

ただ、ワイマナロは観光地ではありません。

従って、観光客としては、せいぜいバスの車窓から、ローカルの暮らしぶりなどをフィールドワークさせていただくというのが、節度あるビジターの振る舞いといえるのではないでしょうか。

何事においても、観光客としての節度ある振る舞いが、安全で安心な旅を保障してくれることと思います。

最後の方は、少し本題からそれてしまいましたが、以上をもって、マカプウ・トレイルの紹介を終了とさせていただきます。

マカプウ・トレイルは、旅行ガイドでも紹介はされていますが、このブログの体験談もぜひ参考としていただき、安全安心なトレッキングとオアフ島バスの旅をお楽しみください。

ご一読ありがとうございました。マハロ。

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by kokokara-message | 2015-04-04 08:19 | マカプウ・トレイル

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マカプウ・トレイルの帰路は、登って来た道をそのまま、だらだらと下って行くだけです。

上の写真は、帰路の途中にあったペレの椅子と呼ばれるヘイアウ(信仰施設)です。

ペレの椅子(真ん中の出っ張り)は、戻る方向とは反対の海岸線にあったことから、今回は遠くからの写真撮影だけとしました。

マカプウ・トレイルは、ご覧のように見晴らしが良いなだらかな坂道が、岬に広がった裾野を縫うように続いています。
a0126310_2118763.jpg
マカプウ・トレイルの出発点になったシーライフパークまで戻ると、トイレ休憩(奥の売店付近にあります)をとってから、再びザ・バスに乗車することになります。

シーライフパークからは、23番「WAIKIKI/ALAMOANA」行きのザ・バスに乗って帰る方法と57番「HONOLULU/ALAMOANA」行きのザ・バスに乗って帰る二つの方法があります。

23番「WAIKIKI/ALAMOANA」行きのザ・バスは、時計回りの方向で、ここまで来た道をそのままハワイカイを経由して、アラモアナショッピングセンターまで戻ることになります。

また、57番「HONOLULU/ALAMOANA」行きのザ・バスでは、時計とは逆回りの方向に、ワイマナロ、カイルアなどのローカルタウンを経由して、アラモアナショッピングセンターまで戻ることになります。

時計とは逆回りの57番の方が、時計回りの23番より少しだけ遠回りになるようです。

時間にすれば10分ほどですが、アラモアナショッピングセンター到着が遅くなってしまいます。

ただ、57番の路線では、手が届くほど近い距離にある細長いビーチを右側に見ながら、海岸通をバスが延々と走ることになります。

そして、ビーチが途絶えると、元横綱の曙太郎の出身地でもあるワイマナロの街やその先の高級住宅地区であるカイルアの街が車窓から眺めることができます。

なかでも、シーライフパークを出発しカイルアに着くまでの間は、乗降する客のすべてが地元の住人(ローカル)といってもいいくらい、土着的な路線といえます。

そして、その真ん中あたりに位置するワイマナロの街は、ローカルでもポリネシアン系の住民が多く住んでいるように聞いています。

確かに、乗降するローカルの表情やしぐさ、服装などからは多様で異質な印象を受けることも多く、あきらかにホノルル周辺で見かけるローカルのそれとは違っているように思われます。

ワイキキの楽園イメージもひとつのハワイには違いはありませんが、それとはずいぶん異なったもうひとつのハワイが、ほんの1時間程バスに乗れば出会うことができるということです。

ハワイの光と陰を知るということでは、たいへん興味深い経験になるといえるのかもしれません。

ただ、ワイマナロは観光地ではありません。

従って、観光客としては、せいぜいバスの車窓から、ローカルの暮らしぶりなどをフィールドワークさせていただくというのが、節度あるビジターの振る舞いといえるのではないでしょうか。

何事においても、観光客としての節度ある振る舞いが、安全で安心な旅を保障してくれることと思います。

最後の方は、少し本題からそれてしまいましたが、以上をもって、マカプウ・トレイルの紹介を終了とさせていただきます。

マカプウ・トレイルは、旅行ガイドでも紹介はされていますが、このブログの体験談もぜひ参考としていただき、安全安心なトレッキングとオアフ島バスの旅をお楽しみください。

ご一読ありがとうございました。マハロ。
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by kokokara-message | 2013-08-26 21:18 | マカプウ・トレイル

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マカプウ岬の山頂であるマカプウ・ヘッドには、かつての見張り台であるトーチカや古代ハワイアンの信仰施設であるヘイアウなどが残っています。

オアフ島のトレッキングには、海岸の高台を尾根伝いに歩くコースがいくつかありますが、今回のマカプウ・トレイル以外にもラニカイやダイヤモンドヘッドなどがそれにあたります。

これらのコースに共通する特徴としては、海原を見渡す眺望の良さに加えて、トレイルの途中にトーチカという戦争中の見張り台が現在も残存しているということです。

下の写真の建造物は、マカプウ岬の山頂であるマカプウ・ヘッドに現在も残されているトーチカ(見張り台)で、第二次世界大戦中に作られたもののようです。
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ご覧のとおり、かなり老朽化が進んでいるため、トーチカの中に入ることや、上に登ったりすることはたいへん危険といえます。

現在では眺望の良さで人気の観光スポットになっているマカプウ・ヘッドも、今から60年程前には、このような軍事施設が設置され、国防の拠点になっていた歴史があるということになります。

もちろん、当時のアメリカ合衆国の敵国は日本であり、現在日米同盟が締結されているという事実を参照すれば、隔世の感というだけでは済まされないほどの論理の飛躍があることを感じます。

つまり、時間の経過が日米両国の戦争の歴史をすべて洗い流してしまったと考えるのはあまりにも日本のご都合主義であり、両国間の戦争の総括を踏まえたうえに現在の歴史(日米同盟)が積み重ねられていると考えるのが自然ではないでしょうか。

60年間変わらないトーチカの向こうに、移ろい行く日本人の面影を見るのは、私だけなのでしょうか。

日本人とは何か、これはあまりにも自明ともいえる問いかけのようですが、少なくとも現代日本人の面影を知るには、アメリカという存在を補助線に入れることなしには、その輪郭すら描くことができなくなっているように思われます。

日本人は、自分の自画像をしっかりと見る時が来ているのかもしれません。

オアフ島の海岸沿いを行くトレッキングの旅は、第二次世界大戦の戦争遺跡を巡る旅ということでもあります。

過去と現在の日米関係を相対化することができる数少ない場所といえるのかもしれません。
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岬の展望台からマカプウ・ヘッドまでの行程は約20分ほどですが、その前半部分は大きなサボテンが茂る光景を眺めながら比較的ゆるやかな山道を登っていくことになります。

そして、山道が途絶える後半部分からは、むきだしになった溶岩の岩場を足元が崩れないよう注意を払いながら慎重に登っていくことになります。

そして、後半の溶岩がむきだしになった岩場には、ご覧のような人為的に溶岩を積み上げた構造物(下の写真)が目に入ってきます。

これはヘイアウと呼ばれる古代ハワイアンの信仰施設らしく、現在でもハワイアンの信仰の対象になっている模様です。(申し訳ございませんが、現時点ではヘイアウであることの確認はとれていません)

ハワイが癒しの島といわれるように、ハワイには多くのヒーリングスポットが存在します。

マカプウ岬もそのひとつで、太陽が昇るオアフ島最東端の地点にあったことから、古代ハワイアンにとっては聖なる場所とされていたのかもしれません。

この他にも、マカプウ岬にはペレの椅子と呼ばれる岩場が残っており、同じように信仰の対象になっています。

ヘイアウは貴重な宗教施設であり、また人を癒すヒーリングスポットにもなっていることから、たとえトレッキングの途中ではあっても、ヘイアウのそばを通過するときには畏敬の念をもって接することが求められます。

慎み深い心と節度ある態度こそが、ヘイアウへの最大の崇敬になるのではないでしょうか。

間違っても、ヘイアウを傷つけるような真似だけはしないでください。

脅しではありません、きっとあなたに災いが降りかかることになりますから。
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by kokokara-message | 2010-04-28 23:06 | マカプウ・トレイル

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岬の展望台までは、トレイルの入り口からゆっくりと登っても、40分くらいで到着します。

岬の展望台からは、先ほどシーライフパークから見た、ラビット・アイランドやマカプウビーチを眼下にすることができます。

エメラルドグリーンの海原にぽっかりと浮かんだ白色のラビットアイランドは、島の名前が示すとおり、まるでウサギがうずくまっているような形をしています。

そして、さらに北の方向(ラビットアイランドの向こう側)には、天国の海と呼ばれるラニカイビーチに浮かぶモルクア・アイランドが、かすかですが眺めることができます。
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また、眼下の断崖絶壁の海に突き出すように設置された赤い屋根の灯台は、海に浮かぶ小さなブイのようにも見えます。

オアフ島の中でも絶景のひとつとされるマカプウ岬は、観光客が手軽に訪れることができるビューポイントでもあり、ぜひともお勧めしたいものがあります。

ただ、ウインドワードと呼ばれる東海岸地区は、ワイキキに比べると雨が多く、風も強いため、天候が不安定であることが特徴です。

私が訪れた日も、到着した時点では晴天だったのですが、マカプウ岬からの帰路の途中で小雨が降り出してくることになりました。

マカプウ・トレイルに出かけるときは、携帯用の傘でも十分と思われますので、ぜひとも持参されますことをお勧めします。

そして、展望台から向かって左側に見える小高い岩場(下の写真)が、マカプウ・ヘッドと呼ばれる岬の頂上です。

マカプウ岬からの絶景だけが希望というのであれば、わざわざマカプウ・ヘッドまで登らなくても、岬の展望台からの眺望で十分に堪能することができます。

頂上からの眺望では、前方に張られたワイヤーが視界に入ってくるため、絶景が遮断されることのない岬の展望台からの眺めの方が見晴らしと思います。

このことが理由なのか分かりませんが、マカプウ・ヘッド(山頂)には登らず、岬の展望台からそのまま帰路につかれる方も多いように聞きます。

せっかくオアフ島の最果て(東端)までやってきたのですから、マカプウ・ヘッドの頂上まで完歩されますことをお勧めします。

岬の展望台からマカプウ・ヘッドの頂上までは岩場の行程となりますが、20分も登れば到着しますので、ぜひトライしてみてください。
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by kokokara-message | 2010-03-27 23:02 | マカプウ・トレイル

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シーライフパークのすぐ前には、ボディーボードのスポットとして有名なマカプウ・ビーチがあり、その向こうの海原には上の写真のラビット・アイランドが目に飛び込んできます。

目的地のマカプウ・トレイルの展望台からは、今目にしているマカプウビーチやラビット・アイランドの景勝を、200mの高度から一望俯瞰するということになります。

いよいよマカプウ・トレイルに向かうことになりますが、トレイルの入り口は、ここからバスで通過してきた道のりを約10分間かけて戻るということになります。
a0126310_22222241.jpg
左手に海岸とマカプウ岬を見ながら歩くことになりますが、道路には歩道がなく、通過する車はかなりのスピードを出していますので、交通事故にはくれぐれもご注意ください。

しばらく歩いていくと、ラビット・アイランドを正面にした展望台が見えてきますが、ここはやりすごしてさらに進んでいきます。

やがて、左手には大きな駐車場が見えてきて、その手前からは一本の道路がマカプウ岬へと向かって続いています。

この舗装された道路が、マカプウ・トレイルへの入り口になっています。
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マカプウ・トレイルの入り口付近から頂上の展望台までは、約40分の道のりとなっています。

途中には、ホエールウォッチングのビューポイントがあり、冬場(12月から3月頃)には、運がよければ、海上を回転する鯨の姿を見ることができます。

私は、残念ながら前回も今回も、ホエールウォッチを楽しむことはできませんでした。

ただ、ホエールウォッチングのビューポイントは、マカプウ・トレイルの中でも、特に見晴らしが良いとされている場所です。

従って、ポイント付近に腰掛けて、じっと遠くの海原を眺めているだけでも、心と体が休まってくるのを感じます。

そして、遠くの海原で大きな白い波頭がたつと、鯨が浮かび上がってきたのではないかと想像をめぐらすなど、本物の鯨には出会えなくても、空想の風景を楽しむことは出来ます。

ホエールウォッチングのビューポイント付近は、いつも観光客で込み合っていますが、それ以外の場所は人もまばらで、のんびりと穏やかなトレッキングを楽しむことができます。
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by kokokara-message | 2010-03-08 22:39 | マカプウ・トレイル

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マカプウ岬に行くには、アラモアナショッピングセンター山側から出発する、23番「SER LIFE PARK(シーライフパーク)」行きの表示のあるザ・バスに乗車します。

23番には「SER LIFE PARK」以外にも、「AINA HAINA」「HAWAII KAI」などの表示のザ・バスもありますが、マカプウ岬までは行かないので、必ず「SER LIFE PARK」の表示のあるバスに乗車してください。

また、23番のザ・バスは、アラモアナショッピングセンター山側から、ワイキキのクヒオ通りを通過して、「SER LIFE PARK」へと向かうことになります。

従って、ワイキキに宿泊の観光客であれば、アラモアナショッピングセンターまで向かわなくても、直接ワイキキのクヒオ通りから、23番「「SER LIFE PARK」行きのザ・バスに乗車することもできます。

ただ、23番のザ・バスは込むことが多いようで、最初から座って行こうと思うような人は、アラモアナショッピングセンターの始発点から乗車される方がいいのかもしれません。
a0126310_2121796.jpg
先ほどもふれましたが、シーライフパークまでは約70分間の小さなバスの旅になります。

ザ・バスは、どの路線でも冷房の温度が低く設定されているため、長時間乗車していると、寒気を感じることがあります。

女性の方などは、あらかじめ厚めのタオルなど用意して、ひざ掛け代わりに使用されるのもいいかもしれません。

23番の路線では、その途中に、ダイヤモンドヘッド、カハラモールショッピングセンター、ハワイカイの高級住宅地、サンディビーチなどの景色の良い場所を通過して行くことになります。

ザ・バスの進行方向の右の列がダイヤモンドヘッドや海岸側にあたりますので、車窓からの景色を少しでも楽しみたいのなら、右側の列に座るといいかもしれません。

降車する停留所は、終点のシーライフパークか、あるいはひとつ手前にあるハワイカイゴルフコースのどちらかです。

目的地であるマカプウ・トレイルの入り口は、どちらからでもさほど距離は変わらないと思われます。

ただ、ハワイカイゴルフコースで降車するなら、タイミングを気にかけておかなければならないので、終点のシーライフパークで降車をする方が余計な心配はいらないように思われます。

終点のシーライフパークで降車する場合なら、目的地のマカプウ・トレイルの入り口の前をいったん通過していくことになります。

そして、終点のシーライフパークに到着すれば乗客全員が降車することになりますので、あわてず一緒に降車してください。
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4デイズ・バスパスです。利用する月(DEC 09)と日(16、17、18、19)をスクラッチします。

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by kokokara-message | 2010-02-22 21:24 | マカプウ・トレイル

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今回のオアフ島・トレッキングコースは、マカプウ・トレイルをご紹介します。

マカプウ・トレイルは、オアフ島の最東端にあるマカプウ岬にあるトレイルです。

マカプウ岬の断崖絶壁からは、視界180度以上に広がる、息をのむほど美しいエメラルドグリーンの太平洋を望むことができます。

また冬場には、北極から出産のために戻ってくる鯨のホエールウオッチングを楽しむこともできます。

マカプウ岬は標高200mという手ごろな高さで、山頂まで続く緩やかなトレイルは、そのほとんどが舗装されていて初心者向きといえます。

マカプウ・トレイルは、その眺望の良さと手軽さが受けて、地元でも人気のあるトレッキング・スポットになっている模様です。

マカプウ・トレイルには、他のトレイルと同様に、水分を補給できるような施設が設置されていません。

また、炎天下のトレイルは、体力と水分を消耗させますので、必ずペットボトルを携帯することをお勧めします。

マカプウ・ヘッドまでの時間は、アラモアナショッピングセンターから、ザ・バスで70分、バス降車地点から山頂までは約1時間と見ておくといいと思います。

従って、朝9時にアラモアナショッピングセンターを出たとしても、マカプウ岬の山頂に到着するのは、お昼前となってしまいます。

アラモアナショッピングセンターかワイキキで、あらかじめ軽食を用意されますことをお勧めします。

私が、マカプウ岬を訪れるのは今回で2回目です。

以前訪れた時には、トレイルの入り口には、車両進入禁止バーが行く手を遮断するように設置されており、トレイルの利用者は、このバーをくぐらないと中に入ることができませんでした。

今回訪れてみると、車両進入禁止バーはすでに撤去されていて、以前には無かった広い駐車場が近くに整備されていました。

もともとマカプウ・トレイルは、マカプウ岬にある灯台関係者のための専用道路として使用されていたものをトレイルに開放したという経過があるようです。

オアフ島のトレイルは、いずれも設備が整っていないところが多いのですが、ここは徐々にですが、観光客に対してウエルカムなものへと変化してきているように思われます。
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by kokokara-message | 2010-02-07 23:02 | マカプウ・トレイル