2011年 05月 16日
サイミンの正しい食べ方
2010年9月4日に10,000人を達成してから、約8ヶ月間での20,000人の突破です。
10,000人までに約15ヶ月かかったことを考えると、この大幅な期間の短縮は、皆様のアクセスの倍増が一番の要因と考えております。
皆様のご厚情とご好意、そして暖かいアテンションに心から感謝いたします。
次は、30,000人を目指し、新たな「心と体の癒しのメッセージ」を送りたいと思います。
今後とも、どうぞよろしくお願いします。
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サイミンとは、ハワイのラーメンのことです。
そして、キーアモク・ストリートにあるフォーサイゴンは、私の大好きなベトナム料理店のひとつです。
このため、フォーサイゴンでサイミンを注文すると、ベトナム風ラーメンが出てくることになります。
どこがベトナム風かというと、ご覧のようにお皿一杯の野菜やレモンが、ラーメンとは別についてきます。

そして、これらお皿一杯の野菜を、どんどんとサイミンのスープの中に入れていきます。
レモン汁もしっかりと絞り、最後にはレモンの皮までスープの中に入れてしまいます。
しゃきしゃきとしていたレタス、もやし、ピーマン、そしてレモンは、フォーサイゴン独特の妙味なる海鮮風スープの中でしっとりと馴染んできます。
フォーはお米で出来た麺のことですが、サイミンは日本と同じ小麦粉を使用した超極細麺です。
具だくさんの野菜と超極細麺を頬張りながら、妙味なる海鮮フープを残さず最後まで飲み干すことが、フォーサイゴンにおけるサイミンの正しい食べ方と勝手ながら考えています。
フォーサイゴンは、アラモアナ・ショッピング・センター山側のキーアモク・ストリートを山に向って徒歩約5分の右側にあります。
フォーサイゴンのサイミンをぜひお試しください。

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2010年 05月 27日
ワイラナ・コーヒー・ハウスのパンケーキセット

ワイラナ・コーヒー・ハウスは、ローカルだけではなく、メインランドからの観光客にも人気があり、店内はリゾート気分の人たちでいつもにぎわっています。
日本人観光客はというと、ワイキキ周辺という立地にもかかわらず、あまり見かけることがないのですが、ご覧のように日本語メニュー(下の写真)も用意されていますので、戸惑うことはありません。

ワイラナ・コーヒー・ハウスのすぐそばには、フォート・デ・ルシーという米軍施設の大きな緑地が広がっています。
フォート・デ・ルシーは、一般市民も利用できるワイキキの憩いの場になっていますが、夜になると街の喧騒のから弾き飛ばされたかのような漆黒の闇がぽっかりと浮かび上がることになります。
夜のワイラナ・コーヒー・ハウスの明々とした店の灯りは、ワイキキの真ん中の漆黒の闇とまるで対照的に、ハワイの安全と豊かさを象徴しているかのようにも思われます。
もちろん、これはハワイの現実の一面に過ぎず、特定のイメージを表象しているだけのことでしかありません。
しかしながら、楽園幻想というフィルターをかけて見るワイキキの風景は、どこを切り取っても、ハワイフリークの期待を裏切ることがない、イメージ通りの景色が用意されているといえそうです。
人は見たいものしか見えない、という限界を持っています。
しかしながら、この枠組みがあることが、人に安心と安定をもたらすことにもなっています。
何事においても、限界があることは知っておく必要があるようです。
限界(畏れ)を知った振る舞いこそが、勇み足とはならない、従ってお互いが安心できる、つまるところは一期一会を大切できる関係性へと繋がっていくのではないでしょうか。
話が少しそれてしまいました。
元に戻しまして、私が注文したのは、ベーコンとスクランブルエッグとパンケーキのスペシャルセット$5.75、(下の写真)です。
これに、コーヒー$1.85をつけて、合計$7.60です。
朝食の値段からすると少し高いのかもしれませんが、コーヒーもパンケーキもおかわりは自由になっています。
ちなみに、私がオーダーしたスペシャルメニューが、この店では一番お得なセットになっているようです。
パンケーキにかけるシロップ(下の写真)は、ご覧のように白い瓶がココナッツミルクシロップで、茶色の瓶がメイプルシロップと記憶しております。

壁のように屈強な体格で、アルコールにストイックなまでの厳格さを保持するアメリカ人が、パンケーキをいとおしそうに小さく切り刻んで食べている光景は、なんとも微笑ましいものを感じます。
また、ワイラナ・コーヒー・ハウスがいつもにぎやかであるのは先に指摘したとおりですが、アメリカ人はとにかく朝食の時間から、よく食べて、よくおしゃべりをする、とてもエネルギィシュな国民という印象を受けます。
しかしながら、周りに迷惑をかけないというマナーは徹底されたものがあり(その分迷惑をかけられたくないというスタンスも徹底されています)、「お先にどうぞ」という謙譲の精神が店の中の基本スタンスになっているといえそうです。
公共空間を大切にすることと、自分自身のエスニックを確保することは、コインの裏表の関係にあるように思われます。
つまり、「お先にどうぞ」というスタンスこそが、自分のニッチを確保するための棲み分けにつながるということです。
多民族国家で暮らすための大切なマナーといえるのかもしれません。
日本はというと、もちろん単一民族国家ではありません。
どちらかといえば多民族国家に近いのかもしれませんが、公共空間の扱い方については、単一民族国家のように「みんなは同じ」という振る舞いがまかり通っているように思われます。
つまり、単一民族神話が幻想であるのなら、「みんなは同じ」も同様に幻想であるはずです。
民族のサラダボールと呼ばれるハワイ社会と多民族国家とされている日本社会では、かくも公共空間の扱い方が相違するのはどうしてなのでしょうか。
おそらく、ハワイでは具体の違い(多様性)をリアルに認識するということが、社会が共有すべき前提になっているように思われます。
だからこそ、多様性を棲み分けるためのマナーとして、「お先にどうぞ」があるわけです。
これに対し、日本では幻想の同一性(自他の曖昧さ)が、社会が共有すべき前提になっているように思われます。
このため、意識して糊代を小さくしないと、リアルな多様性(違い)が、糊代を剥れ落ちさせる原因になってしまうことになります。
現代の日本社会では、糊代の大きさが繋がりの強化になるとは限らないということです。
もちろん、どちらにも一長一短があることはいうまでもありません。
しかしながら、ハワイに滞在していると、アメリカ人の自我の強さに気付くということは多々あります。
これは、アメリカ人の自他を曖昧にしない強固な自我の存在が、日本人にとっては圧倒的なものとして映るからではないでしょうか。
ただ、アメリカ人の自我は強固なだけではなく、先のとおり「お先にどうぞ」というスタンスが基本になっており、柔軟な自我も十全に機能しているように思われます。
多民族国家であるアメリカでは、このような自我の強さと柔らかさを同時に備えておかないと、自分の居場所さえ確保することが難しくなるような、生存競争の激しい社会といえるのかもしれません。
ところで、ご存知のことと思われますが、アメリカ社会にはチィップの習慣があります。
チィップは、飲食代などの請求額の15%を、1ドル単位でテーブルの上に置いておくというものです。
しかしながら、ワイラナ・コーヒー・ハウスでは、下の写真のようにチィップ$2とあらかじめ記載された請求書が、私のテーブルに置かれることになりました。
よくあることなのですが、これはチィップ文化に戸惑う日本人観光客に対して、店側がチィップを摂り忘れのないように講じる自己防衛手段のようなものです。
このようなケースでは、チィップはテーブルには置かず、税金とチィップを含んだ合計金額$18.02をレジで支払うということになります。
もちろん、チィップ文化が共有できているローカルに対しては、チィップを含まない金額が請求されることになります。
ローカルはチィップだけをテーブルに置いて、請求金額をレジで支払うことになります。
チィップ文化は、慣れるまでの間、煩わしい習慣と映るものですが、チィップに親しむことも、また異文化との出会いを身を持って経験できる貴重な機会といえそうです。
ホテルで優雅に朝食バイキングを楽しむことも素敵なことですが、朝からワイキキ周辺を散策して、少しローカル気分でワイラナ・コーヒー・ハウスのパンケーキとコナコーヒー(もちろんピュアコナではありませんが)を味わってみてはいかがでしょうか。

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2010年 04月 14日
ノードストローム・ラックのアロハシャツ

アラモアナショッピングセンター東側のワード地区には、ノードストローム・ラックというアウトレットがあります。
最近のことですが、アラモアナショッピングセンターの山側には、デパートのノードストロームがオープンしました。
デパートのノードストロームは、バイヤーの目利きよる個性的な商品が豊富で、比較的リーズナブルな価格帯の商品が多いということがその特徴になっています。
同じくアラモアナショッピングセンターに出店している高級セレブ路線のニーマン・マーカスとは、明らかに顧客のターゲットが異なっているようです。
そして、アウトレットのノードストローム・ラックは、デパートのノードストロームの系列下にあり、アウトレットがデパートよりも先にホノルルに出店して営業をしていました。
数年前のノードストローム・ラックのオープン以来、私はハワイを訪れる度にここで旅行の記念としてアロハシャツを購入することにしています。
アウトレットでは前年モデルのアロハシャツが販売されているようですが、値段はワイキキで見かける同じメーカーの同じ品質のものに比べると4割~6割くらいで購入することができます。
私は、とても肌触りが良いピュアコットンを使用した「トリ・リチャード」ブランドのアロハシャツが気に入っています。
流行に左右されないトラディショナルなアロハシャツがご希望であるのなら、新作にこだわることはないので、アウトレットのノードストローム・ラックで探すのがいいかもしれません。
また、ノードストローム・ラックでは、靴やサンダルなども半額以下の値段で購入できるのですが、実はその販売方法がとても変わっています。
その販売方法とは、陳列台にサイズ別に並べられた片足分だけの靴やサンダルの中から自分に合った靴やサンダルを探し出すというものです。
もちろんすべて新品の靴やサンダルなのですが、片足分の靴やサンダルだけが雑然と並べられている様は、日本人の感覚からすると奇異に映ることになるかもしれません。
顧客は、陳列台から自分に合った片足分の靴を探し出しすことになりますが、幸運に自分に合うものが見つかれば、その靴を専用カウンターまで持参して、店員からペアとなるもう片足分の靴を出してもらうことになります。
そして、左右両方の靴が自分の足にぴったりと合うことになれば、ワンペアの靴をレジに持参して購入することになります。
もしサイズが合わないようなら、片足分は専用カウンターの店員まで返却し、もう片方はもとあった陳列台に戻すことになります。
より多くの種類の商品を陳列しながらも人件費はかけないという合理性は、一見大雑把なようにも見えますが、いかにもアメリカらしく、靴の販売方法としては実に画期的な方法であると脱帽するものがあります。
ところで、日本のアウトレットは、高級ブランド商品を安く提供することがそのコンセプトになっているように思われます。
高級商品ではないが、品質が良くて地元で人気のある商品を豊富に安く提供するというコンセプトを持ったアウトレットは、日本には少ないのではないでしょうか。
もちろん、ハワイにもワイケレ・プレミアム・アウトレットのような高級ブランド商品を扱うアウトレットもありますが、アウトレットのあり方は日本よりずっとアメリカの方が多様化しているように思われます。
アメリカは階層化社会であるといわれることがあります。
アメリカのデパートは明確なランク付(階層化)がされていて、顧客は自分のステータスに応じたデパートを利用することになると聞きます。
アメリカの多様性とは、このような階層化社会の実情が反映された光と影の部分であるようにも思われます。
そして、アウトレットの多様化は、デパートの階層化をさらにトリビアルに差異化したものといえるのかもしれません。(そもそも安く購入したい欲求を持った購買層をさらに差異化していることになります)
日本においても、今後日常的に利用できる店とできない店が何らかの基準で明確に決まってくることにでもなれば、それは階層化社会に足を踏み入れたことのサインといえるのかもしれません。
社会経済構造においては、日本は確実にアメリカ社会を追従しているといえそうです。
なにはともあれ、観光客としてアロハシャツや地元の雑貨品を安く購入したいというのなら、ワード地区のノードストローム・ラックはお勧めの店舗のひとつといえそうです。

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2010年 04月 03日
Diamond Head Cove Health Barのアサイボウル

Diamond Head Cove Health Barは、ワイキキとダイヤモンドヘッドのちょうど中間くらいに位置します。
ザ・バス22番と23番を利用することもできますが、ワイキキの中心からであれば、歩いても30分はかからない距離であると思います。
ワイキキからは、カピオラニ公園の真ん中を抜けて、ダイヤモンドヘッド・ブルーバードを東に向かって(ダイヤモンドヘッドの方向に)歩いていくことになります。
ダイヤモンドヘッド・ブルーバードの両側は閑静な住宅街になっており、庭先に咲く白いプルメリアや深紅のブーゲンビリアを眺めながらゆっくり散策することになります。
やがて、向かって右側(ダイヤモンドヘッドの裾野の側)には、数軒並んだ商店が見えてきます。
そのうちの一軒がDiamond Head Cove Health Bar(下の写真の看板)です。

前回、Lanikai Juiceのアサイボウルでもご紹介したとおり、ヘルシー&ダイエット食品として、アサイボウルはハワイで人気のある食べ物のひとつです。
そして、Diamond Head Cove Health Barのアサイボールの特徴としては、Lanikai Juiceのアサイボウルに比べると、味は同じように申し分ないのですが、その分量がやや小ぶりな印象を受けます。
このため、アサイボウルだけでお腹を一杯にしたいという人は、2ドルほどアップして、ラージサイズを注文されることをお勧めします。
アサイのスムージーと果実とグラノーラだけですので、おそらく摂取カロリーはせいぜい300~400カロリーくらいではないでしょうか。ちなみにコールスロー(S)は100カロリーくらいです。
アサイボウルは、冷たくて、少しすっぱくて、ワイキキからの散策で乾いたのどには、とっても優しい食品といえそうです。

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2010年 03月 03日
マクドナルドのブレックファースト・プラッターズ

マクドナルドでも、ハワイ限定のローカルメニューが用意されていてます。
上の写真のはスパム・エッグ・アンド・ライス・プラッタ4.99ドルです。
スパムは、ハワイの食品のように思われているようですが、実際にはアメリカ本土で製造したものをハワイまで輸送してきているようです。
以前聞いた話では、スパムの消費量ナンバー1はハワイ州で、2番目が沖縄県ということでした。
もともと、スパムは米軍関係者の食料品であったものが、やがて地元でも消費されるようになったという歴史的な経過があるようです。
そして、ライスの上にかかっているのは、私が日本から持ち込んだ丸美屋のふりかけです。
ハワイのライスは、残念ながらおいしいとまではいえませんが、上手に炊けているようには思います。(おそらく日本製の電子炊飯器でしょう)
いつ頃からハワイにふりかけを持参する習慣がついたのか、もう忘れてしまいましたが、鰹節やのりの風味には正直いってたいへん重宝します。
また、スクランブル・エッグには、ケチャプではなくキッコーマン醤油をかけていただきます。
ハワイに滞在していると、ショッピングセンターのフードコートでプレートランチを食べる機会は多いのですが、どこでも大味な料理が大雑把に盛り付けられるというプレートランチのスタイルは、まさにハワイアン・カルチァーそのものといえそうです。
マクドナルドのブレックファースト・プラッターズも、ご多分にもれず、このようなハワイアン・カルチァーが存分に表現されたものになっています。
ハワイアン・ローカル・フーズの代表ともいえるプレートランチを、機会あればぜひお試しくださいませ。

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2010年 02月 12日
マリポサのプランテーション・アイスティ

ワイキキに滞在中、一度くらい少しの贅沢を味わいたいときには、このマリポサを利用することにしています。
あらかじめ予約をしておけば、テラス席でサンセットを見ながら、食事をすることもできます。(私はJCBカウンターを通じて予約をしていますが)
上の写真は、マリポサがお勧めするプランテーション・アイスティです。
普通のアイスティのようですが、パイナップルの甘酸っぱさが、ほんの少し加味されているようです。
数年ぶりに、マリポサを訪れて感じたことは、やはり不況の影響なのか、あれほど優雅な時間を過ごすことができたマリポサが、商魂たくましくなっていたということです。
ひよっとしたら、日本人だけに対するものであるのかもしれません。
しかしながら、昔のような人種イデオロギーではなく、あくまで経済原理によるものであるとすれば、それはすべての顧客が何らかの形で影響を受けていることになるはずです。
まず、テラス席に案内されると、有無を言わせずに、「ガス?OR ウイズアウトガス?」と聞いてきました。
アメリカのB級グルメではよくあることなのですが、売り上げのためには激しい売り込みをすることが当たり前になっているところがあります。
従って、要らないものには、はっきりと「ノー」と言わないと、どんどん不必要なものを買わされてしまうことになってしまいます。
マリポサは、高級レストランという安心感と、今までの経験がもたらす信用と信頼から、こちらも気を許していたところがあったといえそうです。
思わず「ウイズアウトガス」と答えてしまったのが運のつき、思ったとおり最後のチェックでは、ミネラルウオーター8ドルが請求されていました。
間違えないで頂きたいのは、8ドルのミネラルウオーターが高いとか不満ということではないということです。
ハワイのサンセットを、優雅で、ゆったりと、安心できる雰囲気の、ほんのひと時を楽しむために、多少の無理をしても、わざわざ予約までしてマリポサを訪れているわけです。
昔のマリポサであれば、まず席に案内してから、しばらく時間をおいて別の係の人がドリンクメニューを提示し、さらに時間をおいてから、ドリンクオーダーを受けるという、ゆったりとした接客がなんとも優雅に思えたものです。
幸いに天気がよかったので、マリポサのテラス席からは、たいへん美しいサンセットを見ることができました。
いつも思いますが、ハワイのサンセットは、わざわざ異国まで来てよかったと思わせてくれる至極の瞬間といえます。
ただ、一方で、サンセットと同じように大切にしていたものが、色あせてしまったことについては寂しい想いを味わうことになってしまいました。
マリポサが、B級グルメまでとは言わないまでも、ワイキキ並み(高額で低サービス)の接客方法に変わってしまったら、おそらくマリポサを贔屓にしている顧客の足は遠のくことになってしまうのではないでしょうか。
インビジュアブル・アセット(目に見えない資産)は、ビジュアブル・アセット(目に見える資産)以上に大切であるといわれることがあります。
つまり、人や会社の信用や信頼というような目に見えない資産こそが、最終的には人や会社に利益をもたらすことになり、防波堤となって守ってくれるという考え方です。
これは、行き過ぎた市場原理主義に対する反省を込めた考え方ともいえますが、少なくとも私は深く納得しているところがあります。
従って、人でも、会社でも、逆境にあるときこそ、慎重に、丁寧に、そして相手をよく見極めながら、適切な関係性を維持できるように自己コントロールするということが求められるのではないでしょうか。
これは、マネジメントの目標として差異化(創造性)を図る場合でも、標準化(マニュアル化)を進める場合でも、おそらく関係性を構築するという一点においては、同じことになると思われます。
また、人や会社が子々孫々大事に築き上げてきた信用や信頼というものは、ほんの少し気を許しただけでも、意外と簡単に瓦解してしまう危険性を内在させているといえます。
現代社会では、人や会社が生き延びるために、戦略的な思考を持つということは、重要な選択のひとつになると思われます。
しかしながら、人を出し抜くような策略ではなく、正攻法としての人と人のつながりを維持させるオープンマインドこそが、自他の関係性をマネジメントする基本となることだけは忘れてならないといえます。
”ほんとうに大事なものは私たちの目には見えない”という経験的事実は、時代を超えた真実(まこと)といえるのではないでしょうか。

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2010年 01月 26日
L&Lドライブ・インのチキンカツプレート(2)

アラモアナショッピングセンターから歩いて5分くらいのところにあるワードセンターには、クレージーシャツ(Tシャツ)のアウトレットがあります。
ここは、Tシャツのデザインの種類が多いことと、MやLのサイズに比べて、XLなどの大きなサイズの商品が豊富にあることが特徴です。
アウトレットに商品が豊富にあるということは、作ったけれども売れ残った商品が多いということでもあります。
このような場合には、売れ残ったデザインやサイズの商品は、やがて生産調整されていくことになります。
Tシャツのデザインが多様化すれば、Tシャツの種類は多くなりますが、その分売れ残りも増えることになり、商品のアウトレット化が進むということになります。
また、ラージサイズのTシャツが売れ残るということは、商品をダウンサイジングするという契機になり、サイズの標準化が進んでいくということになります。
つまり、差異化(デザイン)は消費者の多様化を進めて消費を喚起することになりますが、標準化(ダウンサイジング)は、消費者の規格化を進めて生産コストの効率化を図ることになります。
ポスト産業資本主義社会は、あらゆる商品が評価の対象になる時代といえます。
従って、評価されないものは淘汰されることになるため、消費者が主体の時代であるように思われるかもしれません。
しかしながら、このことを供給者サイドからみれば、あらかじめマーケティング調査によって、売れると分かったものだけが供給される時代ということになります。
ポスト産業資本主義社会は、差異化(デザイン)と標準化(ダウンサイジング)が同時に進行することになるといえます。
つまり、ポスト産業資本主義社会は、供給者サイドが、マーケットの拡張と収縮を自在にコントロールできる、優位の時代といえるのかもしれません。
ワードセンターにあるL&Lドライブ・インは、ワイキキと違い明るくてカジュアルです。

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2010年 01月 25日
L&Lドライブ・インのチキンカツプレート(1)

L&Lドライブ・インのチキンカツプレートです。
L&Lドライブ・インは、ワードセンターやアラモアナショッピングセンターにもありますが、ワイキキではクヒオ通り(カラカウア通りの山側のバス道)沿いに一店舗だけあります。
利用者は、観光客よりもワイキキで働いているロコが多いように思われます。
L&Lドライブ・インの名物料理は、チキンカツプレート(下の写真)です。
大きさは、レギュラーサイズとミニサイズがあります。
レギュラーサイズは、チキンカツ二枚とご飯がツースクープ、そしてたっぷりのマカロニサラダという特大のサイズです。
そのちょうどその半分がミニサイズといえます。
私は、かつてレギュラーサイズを注文したために、チキンカツを昼食と夕食に分けて食べなければならなかった苦い経験があります。
このため、チキンカツプレートを頼むときは必ずミニサイズにしています。
ハワイでは、このような特大サイズがスタンダードであると今も思われているようですが、最近では、少しずつですが食べ物や着る物のダウンサイジングが進んでいるように思われます。
おそらく、その背景には資源や環境などの問題があるのかもしれません。
また、アングロサクソンのライフスタイル(ラージサイズ)よりも、アンチアングロサクソンのライフスタイル(スモールサイズ)の方が健康志向と考えられているところもあるようです。
ハワイのライフスタイルは、スモールサイズへと変化してきている傾向があるように思われます。

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2010年 01月 16日
ダイヤモンドヘッド(2)

朝日のダイヤモンドヘッドです。
ダイヤモンドヘッドはワイキキの東側に位置するため、太陽はダイヤモンドヘッドから昇るということになります。
また、ダイヤモンドヘッドからワイキキを眺望するのは、太陽を背にすることになる午前中がいいようです。
ダイヤモンドヘッドとワイキキは、緑深いカピオラニ公園をはさんですぐ近くに位置しています。
どちらの景色も、お馴染みのハワイのイメージそのものといえるのではないでしょうか。

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2010年 01月 14日
Lanikai Juiceのアサイボウル

Lanikai Juice(ラニカイ・ジュース)のアサイボウルです。
ハワイでは、最近ダイエット食品として人気があるようです。
今回は、アサイボウルを食べるため、カイルアショッピングセンターにあるLanikai Juice(ラニカイ・ジュース)を訪れることにしました。
そもそも、アサイとは、ブラジル原産のヤシの木から採れるアサイベリー(通称アサイ)と呼ばれるフルーツのことです。
そして、アサイには、プロテインや多くのポリフェノールが含まれていて、心臓や筋肉、脳の働きを高めるほか、老化防止やダイエットにもその効果が期待できるといわれています。
アサイボウルとは、このようなアサイの実をスムージーにしてたっぷりとボウルに詰め込み、バナナやグラノーラなどの果物やシリアス食品をトッピングしたものといえます。
写真では、赤紫色したものがアサイのスムージーで、トッピングの下にはたっぶりと入っています。
そして、バナナの真ん中にある茶色のチィップが、グラノーラと呼ばれるシリアス食品で、コーンフレークのようなものと考えてください。
これを、ボウルの中でぐるぐるとスプーンでかきまぜてから、すくって食べることになります。
アサイは、少しすっぱくて濃い味(ブルーベリーのような味でしょうか)という印象を受けましたが、スムージーになっているために全体の味が薄まっておいしく食べられるようになっています。
また、Lanikai Juiceのアサイボウルは、値段(6ドルだったと思います)のわりにはボリュームが満点ということから、これを昼食にするダイエット志向の老若男女も多いとのことです。
日本では、まだアサイボウルが人気になっていると聞かないのですが(私が知らないだけかもしれません)、健康効果とダイエット効果、そしておしゃれな食べ物というイメージが定着してくれば、やがて日本でも人気がでることになるかもしれません。

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