オリジナル・パンケーキ・ハウスのワッフル(2)
2010年 02月 15日
その代わりに、ケーキやアイスクリームなどの甘味を摂取して満足感を得るという傾向は、日本人以上に強いように思われます。
日本では、打ち上げや忘年会などでお酒を飲むという習慣がありますが、ハワイでは、週末に仲間とバーベキュー・パーティーをするという習慣があります。
しかしながら、アルコールを飲むということはありません。
これは、公園やビーチなど公共の場で、お酒を飲むことがハワイ州の法律で禁止されてからです。
その代わりには、ペプシやジンジャエールなどの甘い飲料水やアップルパイやケーキなどの甘味をふんだんに摂取する傾向があるようです。
お酒も甘味も、高カロリー食品であることには代わりがないため、多量に摂取すれば当然太ることになってしまいます。
ハワイでも、日本でも、太っているということは、自己コントロールとの関係から、自制心が弱い人と思われてしまうところがあるようです。
確かに、そのような因果関係があることは否定できないところがあります。
しかしながら、もともとは、ストレスに対する行動パターン(思考のくせ)の差異ということになるのではないでしょうか。
少しややこしい問題になってしまいますが、人の心でも、感情と思考は別なものとされています。
従って、感情と思考が別なものであると認識できるようになれば、ある程度の行動は自己コントロールできるようになるといわれています。
精神療法でいう、認知行動療法がそれにあたります。
これは、認識の方法(哲学)を変えるということで、医学的な専門知識が必要になるということではありません。
つまり、今の自分の気分(欲望)を言葉に置き換えることができるようになれば、自分の気分(欲望)が、感情によるものなのか、それとも思考の結果なのかという区別ができるようになるということです。
一般には、感情が自然に発生して、その結果思考が生まれると認識されているところがあるようです。
しかしながら、認知行動療法では、あることを考えた(思考の)結果、ある感情が発生して、ある気分や欲望が生じたと考えるようにします。
従って、自分の気分(欲望)を正確に言葉でいいあらわすことができれば、その気分(欲望)の原因となった思考についても、やがて気づくことができるようになるということです。
「なぜこのような気分(欲望)になったのか」と考える(哲学)ことが、自分の中に客観性をもたらし、やがて自分の思考から行動へとつながるパターン(思考のくせ)を認識させてくれるようになります。
理性によって自分の気分(欲望)をコントロールするとは、おそらくこのような思考のくせを認識するということになるのではないかと思われます。
このあたりの、詳細については、リチャード・カールソン著の「小さなことにくよくよするな」などが参考になるかもしれません。
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