アロハ オア ビジネス?(2)
2010年 03月 26日
ただ、従来と比べれば健康志向は高まっているようで、体型のダウンサイジングがトレンドになっていると聞きます。
レストランにおいても、アメリカンサイズの料理を得意げに出すような店は少なくなって来ているように思われます。
私がワイキキ滞在中に利用するL&Lドライブ・インでも、レギュラーサイズ(二人前)よりは、ミニサイズ(一人前)のプレートランチを注文しているローカルをよく見かけます。
二人前の量があるプレートランチのどこがレギュラーサイズなのか、と突っ込みたくなるのも日本人の感覚としては普通のことではないでしょうか。
もし、客が料理を残すことを想定してアメリカンサイズを提供しているとすれば、それは環境問題の視点からは論外という他なく、また営業といわれればもったいないとしかいいようがないと思われます。
また、もうひとつのダウンサイジングのトレンドとしては、従来から人気が高かったエクササイズが挙げられます。
なかでも、ジョギングには根強い人気が集まっているのではないでしょうか。
ワイキキ滞在中には、朝早くからアラモアナ公園やアラワイ・ヨットハーバーなどで、ジョギングしている人を見かけることがよくあります。
朝日のダイヤモンドヘッドを背にしながら、海岸線を軽快に走って行く様は、ハワイならではの光景ということができ、実に絵になるのではないでしょうか。
ダイエットとエクササイズは、ダウンサイジングによって健康増進させるための、車の両輪の関係にあるといえそうです。
ところで、ジョギングとは、いうまでもなく「走る」という行為行動のことを指します。
そして、この「走る」という行為行動については、ハワイではある一定の条件が整わないと社会的に認知されないという(目には見えない)ルールがあるようです。
そのルールとは、簡単なことですが、ジョギングウェアやジョギングシューズを身に着けて「走る」ということになります。
ハワイの街の中をジョギングするには、このことが最低条件になっているように思われます。
考えれば当たり前のことですが、普段着やスーツ姿のままで、街の中を走っている人を見かけたとしたら、おそらく不可思議か奇異に感じるということがごく普通の反応ではないでしょうか。
つまり、普段着やスーツ姿のままで街の中を「走る」という行為行動は、周りの人からたいへん不審なものとして受け取られる可能性があるということです。
このことからすると、街の中を人が「走る」という行為行動の意味は、おそらく日常ではない非日常(緊急事態)が起こりつつあることを連想させるということになり、これは危機管理に係るような問題が発生しつつあることを報知していることになるのかもしれません。
日常から非日常への反転を目の当たりにすると、人の体は自然と戦闘モードに変わり、警戒心や緊張感が高まるとともに、脳内には多量のアドレナリンが分泌されることになるようです。
アテンションをいただきありがとうございます。ポチィと応援お願いします。
↓
え
にほんブログ村
人気ブログランキングへ