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今回は、ワイキキからカピオラニ公園を挟んでさらに東側に位置するダイヤモンドヘッドへの登山、ダイヤモンドヘッド・トレイルをご紹介します。

ダイヤモンドヘッドに向かうには、ワイキキのクヒオ通りにある停留所から、23番ザ・バス(行き先表示はどれでも結構です)か、あるいは22番(行き先表示はどれでも結構です)のザ・バスに乗車します。

余談になりますが、22番はハナウマ湾に行くときに利用するザ・バスといえます。

ハナウマ湾は人気スポットであるため、22番ザ・バスはいつも込み合っていますが、この路線を利用するのであれば、22番の出発点にあたる、クヒオ通りとカピオラニ通りの分岐点にあるゲートウェイ公園の停留所から乗車されることをお勧めします。

クヒオ通りを抜けたザ・バスは、まもなくカピオラニ公園を周回しながら進んで行きますが、やがて進行方向の右側にはダイヤモンドヘッドが見えきます。

ザ・バスは、右側のダイヤモンドヘッドを周回するように進行して行きますが、やがて向かって右側の住宅街は途絶えることになり、ダイヤモンドヘッドの斜面だけが大きく見えてきたら降車の準備をしてください。

向かって左側(ダイヤモンドヘッドの反対側)には、コミュニティカレッジの敷地が見えてきますので、ちょうどこの向かいにあたる停留所がダイヤモンドヘッド・トレイルの登山口になり降車をします。

この停留所では、ダイヤモンドヘッドへの多くの登山者が降車することになりますので、あわてず周りの人にあわせながら一緒に降車すればいいと思います。

また、健脚な方であれば、カピオラニ公園を突っ切って歩いて来れば、45分もあれば登山口まで到着します。

上の写真は、ダイヤモンドヘッド・トレイルの登山口ですが、ダイヤモンドヘッド・トレイルは、朝は6時に開門となり、夕方は6時に閉鎖されますのでご注意を。

また、登山口からダイヤモンドヘッドの頂上までは、約1時間くらいの手軽なトレッキングコースになっています。

まずは、トレッキングコースの入り口付近から、しばらくなだらかな上り坂が続きます。

右手にクレーターの斜面を見ながら登っていくことになりますが、やがてオアフ島南東部を見渡すことができるような休憩所に行き当たります。

下の写真は、この見晴らしの良い休憩所から「カハラホテル」方面(さらに向こうはココヘッドクレーターです)を遠望したものです。

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「カハラホテル」は、歴代のアメリカ合衆国大統領の宿泊所になるなど、オアフ島では一番のホテルといわれています。

そして、休憩所のすぐ先にあるトンネル(下の写真)の向こう側が、ダイヤモンドヘッド・クレーターの内側にあたります。
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トンネルは、ダイヤモンドヘッド・トレイルのウエルカムゲートと言えるのかもしれません。

ダイヤモンドヘッド・トレイルのコースは、クレーターのフラットな底辺部を横切ったあと、内縁部から九十九折(つづらおり)に登りながらクレーターの頂上(展望台)を目指すことになります。

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トンネルを抜けて、ダイヤモンドヘッドクレーターの中に入ると、舗装された道路と大きな駐車場が整備されています。

そして、駐車場すぐ横にあるゲートを通って公園内に入りますが、このゲート(左WALK IN側)では登山者ひとりごとに1ドルを支払うことになります。

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かつては登山量は無料でしたが、15年ほど前から公園保護の目的で入山料を取るようになりました。

ダイヤモンドヘッドの入山料は、おそらく州立公園保護のための寄付の意味合いが強いようにと思われます。

したがって、アメニティーパークへ入場料すえるような、等価交換を求めるような性質のものではないように思われます。

寄付(贈与)行為をするからこそ、マナーがよくなるという逆説の効果が見られるのではないでしょうか。

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ビジター・インフォメーション・センターでは、もちろん英語ですが、上の写真のようなダイヤモンドヘッドの解説ボードが設置されていました。

ダイヤモンドヘッドは、ハワイ語でレ・アヒと呼ぶらしく、意味はマグロの頭のようです。

確かにダイヤモンドヘッドをワイキキから見ていると、マグロの頭のようにも見えてきます。

また、ダイヤモンドヘッド・トレイルは、数年前まで途中にトンネルがあることから、懐中電灯が必需品だったことがあります。

しかしながら、今はトンネルに蛍光灯(LED灯かもしれません)が整備されたことから、懐中電灯を携帯する必要はありません。

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いよいよ、トレッキングコースに入っていきます。

トレイルの途中までは、このような舗装された道が続くことになりますので、安全にのんびりと歩くことができます。

ダイヤモンドヘッド・トレイルは、しばらくの間平坦で舗装された道が続くことになりますが、クレーターの外縁部からは登り坂になり、ご覧のような舗装された道から地道へと変化します。

トレッキング・コースの大半は、ゆるやかな勾配であることから、息切れをするような場面は少ないと思われます。

しかしながら、たとえ初心者向きコースではあっても、ビーチサンダルでトレッキングをするということは、安全上お勧めはできないことといえます。
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トレッキング・コースには、ご覧のような手すりが設置されていますので、急な坂道でも安全に登ることができます。

また、トレッキングコース内はすべて禁煙となっています。

このため、たとえ頂上に到着したとしても憩いの一服を楽しむことはできませんので、ご注意ください。

ハワイは、もともと禁煙マナーが徹底していることもあって、登山者が喫煙をする場面に出会うことはありませんでした。
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トレッキングコースは、ダイヤモンドヘッド・クレーターの内側を登っていくことになります。

そして、その途中には眺望が開ける地点がありますが、そこには展望台が設置されています。

下の写真は、途中の展望台からの眺めですが、今まで通過してきたトレッキングコースが一望できます。

眼下に見えているビジターセンターからこの地点までは、30分もかかりませんでした。
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ダイヤモンドヘッドは、もともとアメリカの軍事施設が設けられていたことから、トレッキングコース上には、その名残が見受けられます。

下の写真の黄色い階段と、その上に見えているトンネルは、第二次世界大戦でアメリカ軍が使用していた軍事施設の一部と思われます。

ハワイでは、眺望がよいとされる海岸沿いのトレッキングコースに出かけると、よく戦争史跡に出会うことがあります。

第二次世界大戦中に設置された旧トーチカ(見張り台)や旧通信施設などが、当時の状態のまま今も放置されていることがあります。

おそらく、現在の日本では、このような戦争史跡を日常生活の中で見かけるということは、もう出来なくなってしまっているのではないでしょうか。

少なくとも、私が暮らす街周辺には、私の知る限り戦争史跡は残っていません。

日本では、沖縄や広島、長崎という慰霊のための場所だけが、戦争史跡を残した象徴的な場所になっているのかもしれません。

このことからすれば、日本とアメリカ(ハワイ)では、戦争に対するリアリティの感覚が、当然違ってくることになると思われます。

実際のフィールドワークと博物館の陳列を見学するのでは、その印象に大きな違いがあることは当然のことではないでしょうか。

トンネルへの長い階段は76段もあるらしいですが、ここからいよいよダイヤモンドヘッド・トレイルの難所に入ってくることになります。
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最初の階段を登りおえた後のトンネル(下の写真)は意外と長く、100メートル以上はあるようです。
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そして、トンネルの通路は途中からL字型に曲がっているため、向かう側から光が入ってこない構造となっています。

以前までは、写真のようなLED灯が設置されていなかったため、トンネルの中に足を踏み入れると真っ暗闇になってしまう状態でした。

都会で暮らしていると、漆黒の闇という経験をする機会はまずないといえます。

私は、昔尾瀬沼に宿泊をしたとき、夜間ゲストハウスから山小屋まで戻ろうとすると、突然降り出した雨のため星明りも月明かりもなくなってしまい、漆黒の闇に置かれるという経験をしたことがあります。

手探りで歩くにも頼るすべはなく、また自分がどっちを向いているのかさえ分からないという有様でした。

このときばかりは、流石に足がすくんでしまい、まったく動けない状態となって、不安を通り越して恐怖を覚えたという記憶があります。

従来のトンネルは、まだこのような漆黒の闇が支配する暗黒の空間でしたが、現在は環境にも優しいLEDの光が安全安心の空間を創造してくれています。

そして、トンネルを抜けると、ダイヤモンドヘッド・トレイル最大の難所と呼ばれている心臓破りの階段が待っています。
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ご覧のようにかなり急斜面の階段は、正確に数えたわけではありませんが、99段あるとされているようです。

実際に登った印象からすると、ビルの避難階段を1階から7階くらいまで一気に登りきるくらいの負荷はかかるように思われます。

なぜ、7階かというと、私が以前勤務していた職場で、毎朝7階まで階段を使用し登っていたことがあります。

7階という階数は、たとえ慣れていても、かなりきつくなる高さであるように思われます。

また、写真のように階段の幅は狭く、登る側と降る側は、相互に交代しながら昇降を繰り返すことになります。
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そして、狭く長い階段を登りきると、もう一度建物の中に入り、今度は上の写真のような螺旋階段を登って行くことになります。

この螺旋階段は43段あるとされていて、おおよそ3階を登る高低差になると思われます。

76段、99段、そして43段の合計218段の階段を使用して、一気に高度差を縮めるというコース設定は、ダイヤモンドヘッド・トレイルの特徴といえそうです。

階段やトンネルの構造物の中を巡っていくというトレッキングコースは、おそらくハワイでは他には見られないものと思われます。

かなり息が上がりますが、ここまで来れば、ダイヤモンドヘッド・トレイルの頂上まではあと少しです。
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先の合計218段の長い階段を登りきると、コンクリートの壁で囲まれた天井の低いトーチカの中の部屋に出ることになります。

そして、トーチカから外に出るには掃射窓を利用するのですが、掃射窓は狭く腰をかがめないとなかなか外に出ることができません。

また、掃射窓の出入り口はいつも込み合っているため、譲り合いの精神がなにより必要となります。

ただ、登山者の皆さんはとても礼儀が正しく、「お先のどうぞ」の謙譲の精神が万国共通のマナーであるということに改めて気づかされることになります。

そして、トーチカから外に出て建物をぐるっと半周すると、トレッキングコース最後の階段(下の写真)が見えてきます。

この階段を登れば、最終目的地であるダイヤモンドヘッド頂上の展望台です。

下の写真を見ると、ダイヤモンドヘッドの尾根伝いのトレッキングであることがとてもよく分かります。
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アメリカ合衆国は、1898年独立国家であったハワイ共和国を併合しました。

そして、併合されたハワイは、その後アメリカ合衆国の太平洋上の軍事拠点として大きく変貌を遂げていくことになります。

1910年、フォート・ルーガーと呼ばれるこのトーチカが、ホノルルの防衛拠点としてダイヤモンドヘッドの頂上につくられました。

それ以後、そして現在においても、ダイヤモンドヘッドはアメリカ軍の管轄下に置かれています。
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また、このあたりから東側方向(ワイキキと逆方向)を眺めると、ダイヤモンドヘッドクレーターの外輪山の形やその大きさをまざまざと実感することができます。

ダイヤモンドヘッドの火口の直径は1キロ程あるようですが、標高はもっとも高いところでも232メートルしかなく、たいへん平板な形をした休火山ということになります。

また、19世紀にイギリスの水夫がこの山へ登ったとき火口付近にある方解石がきらきらと輝いているのをダイヤモンドと勘違いしたのが、ダイヤモンドヘッドの山の名の由来になったということのようです。

かってはハワイ語でレアヒ(マグロの頭)と呼ばれていたこの山は、魚群を探すのにとても適していた場所であったようですが、現在はホノルルを眼下に置く軍事拠点のひとつであり、またハワイ在住のロコや観光客がレクレーションに利用する施設として広く親しまれているといえそうです。

そして、ダイヤモンドヘッドの外輪山の向こうに見えているのは、ココヘッドとココクレーター(上の写真)で、ダイヤモンドヘッドと同じように15万年程前に噴火した休火山です。
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頂上の展望台からのホノルル方面の眺めは、ご覧のようにたいへん素晴らしいものがあります。

まさに、イメージ通りのハワイがそのままそこにある既視感を覚えることになるのではないでしょうか。

ハワイを訪れる人の期待を決して裏切ることのない、至極の瞬間といえるのかもしれません。

夕刻、ワイキキの西側の海に沈む真っ赤なサンセットは、とてもロマンチックで感動的な光景といえるかもしません。

しかしながら、上の写真のように、朝の陽光を受けてきらきらと輝くワイキキの白い街並みは、エメラルドグリーンの海、コバルトブルーの空、グリーンの公園という鮮やか色彩に溶け込んで、まるでマチスの絵画を鑑賞しているようなポップな気分にさせてくれます。

また、この場所からワイキキ方面を一望俯瞰していると、ハワイの風景が過去から現在、そして未来へと確実に変化していくことが実感できます。

おそらく、ワイキキの街並みはこれからも変わり続けていくことになるのではないでしょうか。

ところで、ハワイの滞在中に誰もが悩むことのひとつは、毎食高カロリーの食品を多量に摂取し、体重が激増してしまうことではないでしょうか。

楽園ハワイに存在している唯一の難点といえるのかもしれません。

ダイヤモンドヘッド・トレイルは、登山口から頂上まで1時間弱の初心者向きのコースといえます。

食べ過ぎで過剰なカロリーを蓄積してしまったと思った人には、ちょうど良いトレーニングコースにもなりそうです。

リピーターだけではなく、ハワイは初めてという方にも、ワイキキから少し足を延ばすだけで、安心安全に訪れることができるダイヤモンドヘッド・トレイルをぜひお勧めしたいと思います。

ご一読ありがとうございました。

《マハロ》
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by kokokara-message | 2015-05-18 21:58 | ダイヤモンドヘッド・トレイル | Trackback | Comments(0)

前回紹介しました合計218段の長い階段を登りきると、コンクリートの壁で囲まれた天井の低いトーチカの部屋の中に出ることになります。

トーチカから外に出るには掃射窓を利用するのですが、掃射窓は狭く腰をかがめないと外に出ることができません。

また、出入り口はいつも観光客で込み合っているので、譲り合いの精神が必要になります。

「お先のどうぞ」というだけのことですが、このような謙譲の精神が万国共通のモラルになっていることを改めて知ることになるのではないでしょうか。

外に出てトーチカに沿いにぐるっと回ると、下の写真のような最後の階段が見えてきます。

この階段を登れば、最終目標地点のダイヤモンドヘッドの頂上の展望台です。(尾根伝いに登って来ていることが写真を見るとよく分かりますね。)
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アメリカ合衆国は、1898年独立国家であったハワイ共和国を併合しました。

そして、併合されたハワイは、その後アメリカ合衆国の太平洋上の軍事拠点として大きく変貌を遂げていくことになります。

1910年にはフォート・ルーガーと呼ばれるこのトーチカが、ホノルルの防衛拠点としてダイヤモンドヘッドの頂上につくられました。

それ以後、ダイヤモンドヘッドはアメリカ軍の管轄下に置かれています。
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また、このあたりから東側方向を眺めると、ダイヤモンドヘッドクレーターの外輪山の形やその大きさをまざまざと実感することができます。

ダイヤモンドヘッドの火口の直径は1キロ程あるようですが、標高はもっとも高いところでも232メートルしかなく、たいへん平板な形をした休火山ということになります。

また、19世紀にイギリスの水夫がこの山へ登ったとき火口付近にある方解石がきらきらと輝いているのをダイヤモンドと勘違いしたのが、ダイヤモンドヘッドの山の名の由来になったということのようです。

かってはハワイ語でレアヒ(マグロの頭)と呼ばれていたこの山は、魚群を探すのにとても適していた場所であったようですが、現在はホノルルを眼下に置く軍事拠点のひとつであり、またハワイ在住のロコや観光客がレクレーションに利用する施設として広く親しまれているといえそうです。

そして、ダイヤモンドヘッドの外輪山の向こうに見えているのは、ココヘッドとココクレーター(上の写真)で、ダイヤモンドヘッドと同じように15万年程前に噴火した休火山です。
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頂上の展望台からのホノルル方面の眺めはたいへん素晴らしいものがあります。

まさに、イメージ通りのハワイがそのままそこにあるような既視感を覚えることになります。

ハワイを訪れる人の期待を決して裏切ることのない、至極の瞬間といえるのかもしれません。

夕刻のワイキキの向こうの海に沈む真っ赤なサンセットは、とてもロマンチックで感動的な光景といえるかもしません。

しかしながら、朝の陽の光を受けてきらきらと輝くワイキキの真っ白な街並みは、エメラルドグリーンの海、コバルトブルーの空、緑の公園などの鮮やか色彩に溶け込んで、まるでマチスの絵画を鑑賞しているようなポップな気分にさせてくれます。

また、この場所から朝の明るい陽射しのワイキキを一望俯瞰していると、ハワイの風土が過去から現在へ、そして未来へと確実に変化していることを実感することができます。

おそらく、ワイキキの街並みはこれからも変わり続けるのではないでしょうか。

また、ハワイの滞在中に誰もが悩むことのひとつは、高カロリーの食品を多量に摂取してしまって体重が増加してしまうことではないでしょうか。

楽園ハワイの唯一の難点といえるかもしれません。

ダイヤモンドヘッド・トレイルは、登山口から頂上まで1時間弱の初心者向きのコースといえます。

食べ過ぎで過剰なカロリーを蓄積してしまった人には、ちょうどいいトレーニングコースになりそうです。

リピーターだけではなく、はじめてのハワイの方でも、安心安全に訪れることができるダイヤモンドヘッド・トレイルをぜひお勧めしたいと思います。

《おわり》
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by kokokara-message | 2013-10-25 22:00 | ダイヤモンドヘッド・トレイル | Trackback | Comments(0)

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最初の階段を登りおえた後にある、トンネルは意外と長く100メートル以上はあるようです。

そして、トンネルの通路は途中からL字型に曲がっているため、向かう側から光が入ってこないような構造となっています。

以前までは、写真のようなLED灯が設置されていなかったため、トンネルの中に足を踏み入れると真っ暗闇になってしまう状態でした。

都会で暮らしていると、漆黒の闇という経験をする機会はまずないといえます。

私は、昔尾瀬沼に宿泊をしたとき、夜間ゲストハウスから山小屋まで戻ろうとすると、突然降り出した雨のため星明りも月明かりもなくなってしまい、漆黒の闇に置かれるという経験をしたことがあります。

手探りで歩くにも頼るすべはなく、また自分がどっちを向いているのかさえ分からないという有様でした。

このときばかりは、流石に足がすくんでしまい、まったく動けない状態となって、不安を通り越して恐怖を覚えたという記憶があります。

従来のトンネルは、まだこのような漆黒の闇が支配する暗黒の空間でしたが、現在は環境にも優しいLEDの光が安全安心の空間を創造してくれています。

そして、トンネルを抜けると、ダイヤモンドヘッド・トレイル最大の難所と呼ばれている心臓破りの階段が待っています。
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ご覧のようにかなり急斜面の階段は、正確に数えたわけではありませんが、99段あるとされているようです。

実際に登った印象からすると、ビルの避難階段を1階から7階くらいまで一気に登りきるくらいの負荷はかかるように思われます。

なぜ、7階かというと、私は毎朝7階まで階段を使用しているのですが、この階数は慣れていてもかなりきつくなる高さであるように思います。

また、写真のように階段の幅は狭く、登る側と降る側は、相互に交代しながら昇降を繰り返すということになります。
a0126310_20492090.jpg
そして、長い階段を登りきると、もう一度建物の中に入り、今度は上の写真のような螺旋階段を登って行くことになります。

この螺旋階段は43段あるとされていて、おおよそ3階を登る高低差になると思われます。

76段、99段、そして43段の合計218段の階段を使用して、一気に高度差を縮めるというコース設定は、ダイヤモンドヘッド・トレイルの特徴といえるのかもしれません。

階段やトンネルなどの構造物の中を巡るフィールドワークのようなトレッキングコースは、おそらくハワイでは他に見られないと思われます。

ここまで来れば、ダイヤモンドヘッド・トレイルの頂上まではあと少しです。
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by kokokara-message | 2010-03-21 21:31 | ダイヤモンドヘッド・トレイル | Trackback | Comments(0)

ダイヤモンドヘッド・トレイルは、しばらくの間平坦で舗装された道が続くことになりますが、クレーターの外縁部からは登り坂になり、ご覧のような舗装された道から地道へと変化します。

トレッキング・コースの大半は、ゆるやかな勾配であることから、息切れをするような場面は少ないと思われます。

しかしながら、たとえ初心者向きコースではあっても、ビーチサンダルでトレッキングをするということは、安全上お勧めはできないことといえます。
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トレッキング・コースには、ご覧のような手すりが設置されていますので、急な坂道でも安全に登ることができます。

また、トレッキングコース内はすべて禁煙となっています。

このため、たとえ頂上に到着したとしても憩いの一服を楽しむことはできませんので、ご注意ください。

ハワイは、もともと禁煙マナーが徹底していることもあって、登山者が喫煙をする場面に出会うことはありませんでした。
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トレッキングコースは、ダイヤモンドヘッド・クレーターの内側を登っていくことになります。

そして、その途中には眺望が開ける地点がありますが、そこには展望台が設置されています。

下の写真は、途中の展望台からの眺めですが、今まで通過してきたトレッキングコースが一望できます。

眼下に見えているビジターセンターからこの地点までは、30分もかかりませんでした。
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ダイヤモンドヘッドは、もともとアメリカの軍事施設が設けられていたことから、トレッキングコース上には、その名残が見受けられます。

下の写真の黄色い階段と、その上に見えているトンネルは、第二次世界大戦でアメリカ軍が使用していた軍事施設の一部と思われます。

ハワイでは、眺望がよいとされる海岸沿いのトレッキングコースに出かけると、よく戦争史跡に出会うことがあります。

第二次世界大戦中に設置された旧トーチカ(見張り台)や旧通信施設などが、当時の状態のまま今も放置されていることがあります。

おそらく、現在の日本では、このような戦争史跡を日常生活の中で見かけるということは、もう出来なくなってしまっているのではないでしょうか。

少なくとも、私が暮らす街周辺には、私の知る限り戦争史跡は残っていません。

日本では、沖縄や広島、長崎という慰霊のための場所だけが、戦争史跡を残した象徴的な場所になっているのかもしれません。

このことからすれば、日本とアメリカ(ハワイ)では、戦争に対するリアリティの感覚が、当然違ってくることになると思われます。

実際のフィールドワークと博物館の陳列を見学するのでは、その印象に大きな違いがあることは当然のことではないでしょうか。

トンネルへの長い階段は76段もあるらしいですが、ここからいよいよダイヤモンドヘッド・トレイルの難所に入ってくることになります。
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by kokokara-message | 2010-02-20 19:17 | ダイヤモンドヘッド・トレイル | Trackback | Comments(0)

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トンネルを抜けて、ダイヤモンドヘッドクレーターの中に入ると、舗装された道路と大きな駐車場が整備されています。

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駐車場横のゲートを通って公園内に入りますが、ここでは登山者ひとりが1ドルを支払うことになります。

かつては無料でしたが、10年ほど前から公園保護の目的で入山料を取るようになりました。

ダイヤモンドヘッドの入山料は、おそらく寄付(贈与)の意味合いが強いようにと思われます。

アメニティーパークへの入場料のような等価交換を求める性質のものではないように思われます。

寄付(贈与)行為をするからこそ、マナーがよくなるという逆説の効果が見られるのではないでしょうか。

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ビジター・インフォメーション・センターでは、もちろん英語ですが、上の写真のようなダイヤモンドヘッドの解説ボードが設置されていました。

ダイヤモンドヘッドは、ハワイ語でレ・アヒと呼ぶらしく、意味はマグロの頭のようです。

確かにダイヤモンドヘッドをワイキキから見ていると、マグロの頭のようにも見えてきます。

また、ダイヤモンドヘッド・トレイルは、数年前まで途中にトンネルがあることから、懐中電灯が必需品だったことがあります。

しかしながら、今はトンネルに蛍光灯(LED灯かもしれません)が整備されたことから、懐中電灯を携帯する必要はありません。

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いよいよ、トレッキングコースに入っていきます。

トレイルの途中までは、このような舗装された道が続くことになりますので、安全にのんびりと歩くことができます。

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by kokokara-message | 2010-02-04 21:59 | ダイヤモンドヘッド・トレイル | Trackback | Comments(0)

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今回は、ワイキキからカピオラニ公園を挟んでさらに東側に位置するダイヤモンドヘッドへの登山、ダイヤモンドヘッド・トレイルをご紹介します。

ダイヤモンドヘッドに向かうには、ワイキキのクヒオ通りにある停留所から、23番ザ・バス(行き先表示はどれでも結構です)か、あるいは22番(行き先表示はどれでも結構です)のザ・バスに乗車します。

余談になりますが、22番はハナウマ湾に行くときに利用するザ・バスといえます。

ハナウマ湾は人気スポットであるため、22番ザ・バスはいつも込み合っていますが、この路線を利用するのであれば、22番の出発点にあたる、クヒオ通りとカピオラニ通りの分岐点にあるゲートウェイ公園の停留所から乗車されることをお勧めします。

クヒオ通りを抜けたザ・バスは、まもなくカピオラニ公園を周回しながら進んで行きますが、やがて進行方向の右側にはダイヤモンドヘッドが見えきます。

ザ・バスは、右側のダイヤモンドヘッドを周回するように進行して行きますが、やがて向かって右側の住宅街は途絶えることになり、ダイヤモンドヘッドの斜面だけが大きく見えてきたら降車の準備をしてください。

向かって左側(ダイヤモンドヘッドの反対側)には、コミュニティカレッジの敷地が見えてきますので、ちょうどこの向かいにあたる停留所がダイヤモンドヘッド・トレイルの登山口になり降車をします。

この停留所では、ダイヤモンドヘッドへの多くの登山者が降車することになりますので、あわてず周りの人にあわせながら一緒に降車すればいいと思います。

また、健脚な方であれば、カピオラニ公園を突っ切って歩いて来れば、45分もあれば登山口まで到着します。

上の写真は、ダイヤモンドヘッド・トレイルの登山口ですが、ダイヤモンドヘッド・トレイルは、朝は6時に開門となり、夕方は6時に閉鎖されますのでご注意を。

また、登山口からダイヤモンドヘッドの頂上までは、約1時間くらいの手軽なトレッキングコースになっています。

まずは、トレッキングコースの入り口付近から、しばらくなだらかな上り坂が続きます。

右手にクレーターの斜面を見ながら登っていくことになりますが、やがてオアフ島南東部を見渡すことができるような休憩所に行き当たります。

下の写真は、この見晴らしの良い休憩所から「カハラホテル」方面(さらに向こうはココヘッドクレーターです)を遠望したものです。

「カハラホテル」は、歴代のアメリカ合衆国大統領の宿泊所になるなど、オアフ島では一番のホテルといわれています。
a0126310_21361193.jpg
そして、休憩所のすぐ先にあるトンネル(下の写真)の向こう側が、ダイヤモンドヘッド・クレーターの内側にあたります。

トンネルは、ダイヤモンドヘッド・トレイルのウエルカムゲートと言えるのかもしれません。

トレイルのコースは、クレーターのフラットな底辺部を横切ったあと、内縁部から九十九折(つづらおり)に登りながらクレーターの頂上(展望台)を目指すことになります。
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by kokokara-message | 2010-01-27 21:53 | ダイヤモンドヘッド・トレイル | Trackback | Comments(0)