ルビンの壷(3)
2009年 10月 24日
ティーサロンコペンのスイーツは、モンルセット(西区千代崎)が提供していることを知りました。
両義性とは、自分自身がどちらを選択すればいいのか、というジレンマに陥ることではありません。
両義性とは、両義的な曖昧さを引き受けながらも、いずれからも距離をとって、いずれにも与しないという、第三者の視点を持つことであると思われます。
両義性とは、コインの表裏の関係にある同根ということでした。
コインの表裏とは、物理的には区分することができないものといえます。
両義性という問題も、論理的に区分して解決ができるものではないということです。
弁証法というロジックがありますが、多くのソルーションは弁証法のような発展的ロジックだけでは解決できるものではありません。
つまり、多くの現象は、「正」でもなく、「反」でもなく、従って「合」でもないというような関係性にあるといえるのではないでしょうか。
論理的に正論であったとしても、現実の中で求められることは、正論を唱えることではなく、ソルーションの確定しない両義的なものに、いかにバランスをとりいれるかということになると思われます。
また、コミュニケーション(交換)という関係性からは、暫定的なソルーションを、瞬間的に導き出すことは出来るかもしれません。
しかしながら、ソルーションとは、関係性によって常に更新されていくものであって、常に暫定的なものにならざるを得ないということになります。
従って、両義性の持つほんとうの意味と価値は、ある程度時間性を含んだ概念として理解される必要があるということになるのではないでしょうか。
両義性とは、必ずしも主体の側から論理的に説明できるものではなく、また関係性から暫定的に導かれるソルーションでもないということになりそうです。
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