ラニカイ・トレイル(6)
2013年 07月 12日
帰路については、当り前のことですが、先ほど降車したカイルアショッピングセンター(メーシーズ前)の停留所の筋向かいにあたる停留所から57番バスに乗ることになります。
利用する57番バスには、「HONOLULU/ALAMOANA」と「DOWNTOWN/BISHOP ST」の表示のものがあります。
57番の「HONOLULU/ALAMOANA」行きは、アラモアナショッピングセンターに直接戻ることができますが、後者では、ダウンタウンで乗り継ぎするということになります。
乗り継ぎは降車したダウンタウンのバス停留所で、そのまま「ALAMOANA CTR」行きの表示のバスに乗り換えるだけです。
しかしながら、乗り継ぎがややこしいというのなら、カイルアショッピングセンター(メーシーズ前)から直帰できる57番「HONOLULU/ALAMOANA」行きのバスの利用をお勧めします。
以上、ラニカイ・トレイルとウインド・ワード(東海岸)への小さなザ・バスの旅をご紹介させていただきました。
最後になりましたが、カイルアやラニカイは、オアフ島の中でも歴史ある高級住宅地区として造成されてきた経過があるようです。
住人は、おもに本土からの白人(現役をリタイヤしたビジネスマンや軍人など)が多いと聴きます。
大きな敷地に、大きな邸宅、そして芝生の庭には椰子の木が植えられてるという光景は、まさにアメリカンドリームを彷彿させるものがあります。
ワイキキにあるクヒオビーチやピンクパレスやなどの高級ホテルなどは、私たちが知っているイメージ通りのハワイ(オアフ島)であり、私たちを裏切ることのない風景といえそうです。
しかしながら、カイルアやラニカイに流れているゆったりとした時間は、ワイキキとは明らかに相違したものであり、もうひとつのオアフ島の時間の流れということができそうです。
おそらく、カイルアやラニカイのゆったりとした時間の流れや風景の移ろいは、ワイキキのビジネスや賑わいや喧騒と引き換えに得ることができた閑静な異空間といえるのかもしれません。
そして、ワイキキもラニカイも、人が計画をしたということであれば、ある意味街全体がテーマパークということになり、ともに異次元空間の放つ魅力をうまく引き出しているようにも思われます。
従って、ハワイ島のようなダイナミックな自然はありませんが、人と自然が上手に調和した街という印象を受けることになります。
先にも記述したとおり、仕事と生活の場は別にあって、これが光と影の関係にあるとすれば、ワイキキとラニカイの両方を知ることが、オアフ島のほんとうの魅力をとりこぼすことなく体験することになるのかもしれません。
オアフ島の素晴らしいイメージを大切にしながらも、ローカルの生活空間に一歩足を踏み入れるのには、カイルアやラニカイは、まさにうってつけの場所といえそうです。
ラニカイ・トレイルは、一部の旅行ガイドブックでも紹介はされているようですが、登山口の所在など実際に行ってみないと分からないところが多いというのは難点といえます。
ぜひこのブログを参考にしていただき、安全で安心なオアフ島の旅の思い出に、ラニカイ・トレイルを加えていただきますことを願っております。
ご一読ありがとうございました。
マハロ。
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